こんにちワン!科犬です
今回は技術的なお話。
半導体製造に欠かせない「露光技術」の豆知識をご紹介!
半導体の中には、非常に精密かつ細かな回路パターンが形成されています。
このパターンを基板上に転写する工程で活躍するのが「露光装置」
「露光装置」はY部長のブログで、例えるならば「精密なコピー機」と言っていましたね。
マスク(原版)に描かれたパターンをレンズなどの光学系を通して基板に光を照射し正確なパターンを転写しています。
しかし、ただ転写をしているわけではなく、非常に重要なことがあります。
それは「光の均一性」つまり、光の強さを同じ強さで照射する必要があるのです。
例えば、基板の中央と端で光の強さが異なってしまうと、場所によってパターンの仕上がりに差が出る可能性があります。
差が出てしまうと、下記のような不都合が起きるのです。
◯露光不足:光が弱い部分では、レジストが十分に反応せず、パターンが細くなったり、形成されにくくなったりする。
◯露光過多:光が強すぎる部分では、パターンが必要以上に広がるなど、寸法が変化する。
◯基板内の寸法ばらつき:場所によってパターン大きさなどが変わり、製品の品質に影響する。
◯歩留まり低下:規格から外れる部分が増えることで、良品率が低下する可能性がある。
そのため露光装置では、光源から発生した光を効率よく集め、均一な光に整えるための光学技術が使われるのです。
さらに、微細なパターンを正確に形成するには、光学系だけでなく、基板を正確に動かすステージ技術や、高精度な制御技術も欠かせません。
露光技術は、「光」だけではなく、光学・機械・電気・制御など、さまざまな技術の組み合わせによって支えられているのです。
オプトメカトロニクス(光学+機械+電気)という複合技術を強みとしており、「やわらかな発想力」「時代を敏感に捉える洞察力」「熟達した設計力」を融合させ、未来を見据えた製品開発を行う大日本科研。
これからも一貫して「品質第一」「顧客優先」を掲げ、 高品質な製品を提供し、お客様と共に喜べる製品づくりを目指します!

